スタッフ日記
小島要塞
心地いい気分で「芸予要塞」跡へ着きました。芸予要塞は、明治中期日清戦争時にロシア軍との戦いを予想し侵攻をくい止めるのに築かれたそうですが、戦争の知らない私は、テレビ・ラジオ・本などで見て聞いて頭では知っていますが、戦争の本当の凄さや怖さはまったく分かりません。ですから、足を一歩踏み入れたとたん、静けさの中にも何か凄い重圧を感じ、、肩に力がはいり、背筋がピーンと伸びました。また緊張してきました。
南部砲台跡や発電所へ足を進めていきました。要塞の建物は明治時代から現在にいたる激動の時の流れがありますが、私本当にビックリしました。煉瓦作りや土台には御影石とコンクリートで固めた建物は、どっしりと堂々とした中にも品格を備えた立派な遺構です。又、構造も細かい細工がされていました。綿密に計算された明治の建築設計の素晴らしさに感動し、明治時代の緊迫した雰囲気がただよってくるようなそのような気持ちになりました。
そのような気分で弾薬庫跡、兵舎跡、中部砲台跡へ。弾薬庫跡、兵舎跡のコンクリートの分厚さにまたびっくり。中を見たくなり入る事にしました。ひんやりとして一人では少し怖いかも知れませんよ。中部砲台跡へ来ると聞いていたとおり、円形の榴弾砲、砲座跡が。どの砲台跡も島民が綺麗に掃除をしていて気持ち良かったですよ。暖かいもてなしになによりのご馳走でした。これから向かう司令塔跡へは100段ちかくある急斜の石段を上らなくては行けません。歩行が苦手ですが、ここで、止める訳にはいきません。頑張りましたよ、と胸張って言いたい私ですが、途中何度も休憩しながら、やっとの思いで山頂に辿り着きました。着いたぞう、やったねと。。。でも後に出てくるのはふぅ〜とため息でした。山頂の司令塔跡は僅かのコンクリートと御影石が残っているだけでした。そこから見渡す瀬戸内海国立公園指定されている、来島、馬島、大島など芸予諸島と波止浜、糸山などが一望できそこに連なる来島海峡大橋が程よく架かっていて、景色はもう最高でした。また、航行の難所で有名な来島海峡ですが、今日の潮の流れはとても穏やかで、渦のカーブも所々に小さく巻いているだけで、行き交う船も悠々と通っているように見えました。今までの緊張感が嘘のようにとれて、ひと時の愉悦感にひたる事ができました。帰りは海岸に沿った道を通りました。風に乗って海の潮の匂いがしました。春も近いかな。と思う位天候がよく、魚釣りのをしているおじさんが、あちこちにいました。「おじさん、今日の収穫は。」「今日はあかんなぁ。まだ3匹しか釣れとらん。」「何が釣れましたか。」「ほごしか捕れんわい。」といっていました。釣をしているおじさんの姿に、今晩の食事のメニュー決まり。当然魚料理でした。
投稿者 今治地方観光協会
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