公益社団法人今治地方観光協会 Twitter Facebook

自転車でもっと楽しく しまなみ海道サイクリング

アラサー女子旅サイクリング

愛媛県内最大の島、見どころいっぱいの大三島。ロケ地や観光名所もたくさん!

大三島

伯方島の「道の駅伯方S・Cパーク マリオンオアシスはかた」から出発。今日はしまなみ海道最大の島、大三島を一周します。

走行マップを見る ルートラボで見る

大三島大橋はちいさなアーチ橋

伯方島から大三島へは「大三島橋」を渡ります。橋まではゆるやかなのぼり坂。橋の上から海を見下ろすと潮の流れの速さにびっくり。大三島橋は全長328mのアーチ橋です。海を見ながら爽快に走ります!気持ちいい。大三島側におりてしばらく走ると先ほど渡ってきた大三島橋がきれいに見えるスポットがありました。

さすが神の島!早くも神様の伝説と遭遇

大三島に上陸!一般道に下りて、左手に進むと「横殿宮跡」という看板が。気になるので早速寄ってみます。横殿宮跡はクスノキ林に囲まれ、荘厳な雰囲気の漂う鳥居が残っています。ここは大山祇神社の旧社殿と伝えられているそうです。神秘的な雰囲気でした。
「下坂」方面51号線の標識がでています。51号線は大三島の海岸線を一周するルートです。今日はこの51号線を時計回りに一周する計画。みたらしの水という看板を見つけたので行ってみます。一見、古い井戸のようですが…中に水が湧いているようです。海水の中から湧きでる真水で、大昔神様がみそぎをするために清水を湧き出させたという伝説があるそうです。大三島は大山祇神社がある「神の島」として知られています。ここにも神様の伝説が!
下坂方面への道はゆるやかですが、アップダウンがあります。「みたらしの水」から西瀬戸自動車道の高架下付近まで上り坂。坂を下ったところに、「七曜工房」という小さな看板を見つけました。

七曜工房と書かれた一軒の古民家に入ってみると明るい笑顔の奥様が迎えてくれました。ここは大三島の美しい自然に惹かれ滋賀県から移り住んだご夫婦が柑橘農業をしながら営む喫茶店。庭にはたくさんのハーブが植えられています。「メニューはこの庭です」と笑顔の奥様。庭から摘んだフレッシュハーブティ―が味わえるんです。ご婦人の木工工房も併設されていて、みかんの木で作ったクラフトや木工インテリア小物、笛などがたくさん並んでいました。みかん笛の音色を披露してくれました。とてもおちゃめでかわいらしい方でした!
しばらく走っていると、おみしまコーヒーという古民家を発見。コーヒー豆の焙煎所のようです。すごく気になる!でも残念ながら営業時間前でした…今度またゆっくり来よう。

アップダウンの激しいサイクリングロード

坂を上ったと思ったら下り、下ったと思ったらまた上り…。坂の距離はさほど長くはないのでキツくはないけど海沿いの平坦な道を走れるのかと思ってた私にはちょっと予想外。地獄谷観音の境内には、ぼけ封じ観音と石仏が祀られていました。とても静かです。石段を降りていると、木々の間から海が見えました。清々しい気分で観音様をあとにします。
地獄谷観音を過ぎたあたりから上り坂の始まり。ここから幾度となくアップダウンを繰り返します。でも道幅が広く交通量が少ないので快適でした。海沿いの道路を走るので途中で大三島大橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋も見えます!あちこちに絶景ポイントがあるので、このあたりは無理せずのんびりマイペースでゆったり走るのがオススメです。
途中に無人市を発見。柑橘類やお野菜を売っているみたい。でもこのあたりは人通りも車通りもほとんどありません。お客さん、いるのかな?なんてちょっと気になりつつ1袋100円の安さに思わず手が出そうになりますが、重い荷物になりそうなので諦めます。

野々江トンネルは少し長めのトンネルです。トンネルの中を自転車で走るのはちょっと不思議な気分でした。
トンネルを越えると、きつい登り坂が待っていました。しばらく山道を上ったり下りたりを繰り返します。このルートの中でもかなりの難関です。途中見えた砂浜の美しさに感激。ここは映画「瀬戸内海賊物語」のロケ地に使われた場所だそうです。しばし海を眺めながら休憩。
峠を越えると、あとは下り坂。すごく気持ちのいい道でした。映画「潔く柔く」で長澤まさみちゃんたちが自転車で走っていたところでもあります。確かに最高のロケーション!

大三島ふるさと憩いの家から宮浦へ

坂を下りてきたところは宗方という地区でした。海沿いを少し進むと、レトロな建物を発見しました。廃校になった小学校を利用した「大三島ふるさと憩いの家」という施設です。今ではもうほとんど見ることがない木造校舎です。かつては「宗方小学校」だったそうです。この建物も2002年に木村佳乃さんが主演された映画「船を降りたら彼女の島」のメインロケ地として使われた場所です。こうしてみると、大三島はロケ地にたくさん使われているのですね。
「大三島ふるさと憩いの家」のすぐ隣にあるおしゃれな建物は「岩田健母と子のミュージアム」。「母と子」を主な題材に、温かな作風で知られる岩田健氏の彫刻作品を展示しています。展示スペースは半屋外でベンチがあるので瀬戸内の光や風を感じながら、ゆっくり鑑賞するものいいですね。伊東豊雄氏による建築も見所の1つです。

ふるさと憩いの家と岩田健母と子のミュージアムをあとにし、51号線を走ります。宗方港付近から、またまた登り坂です。坂の向こうに不思議な建物が。今治市伊東豊雄建築ミュージアム建築家の伊東豊雄氏の建築作品が展示されている建築美術館。伊東豊雄氏が設計した図面や建築物が展示されています。
伊東豊雄建築ミュージアムからすぐ近くに近未来的な不思議な白い建物がありました。斜面を利用して建てられている美術館は「ところミュージアム」です。中に入るとさらに驚き。絶景です。視線は斜面にそって海へ。計算しつくされたかのような美しい景色が目の前に広がっていました。展示されている作品は世界的な作家による逸品ばかりです。時間を忘れてゆっくりと作品を見ることができました。最下層のフロアは海を望めるテラスへ続いています。本当に気持ちのいい場所!もう少しゆっくりしたいところですがまだ先は長いので急ぎます。

口総の峠を越えたところに野々江という地区がありました。ここの港は2013年のフジテレビのドラマ「海の上の診療所」で海診丸が停泊していた港のロケ地として使われていると、当時話題になっていたので一度行ってみたいと思っていました。ちょっと寄ってみます。この赤い桟橋、見覚えがあります。ドラマだと広く見えたけど実物は意外にこじんまりしてるなあ。
野々江から台(うてな)を越え、宮浦を目指します。宮浦港は大三島の海の玄関口。宮浦港から海づたいに進むと岬の端に阿奈波神社という小さな神社があります。あまり有名ではないかもしれませんが、実は私がずっと行ってみたかったところなのです。徒歩20分ほどの看板が出ていますが、自転車だとあっという間に到着。阿奈波神社は古事記にも登場する磐長姫(いわながひめ)をお祀りする神社です。磐長姫は大山祇神社御本社の御祭神大山積大神の娘。磐長姫は長命富貴の神、子宝にも恵まれる神として古くから篤い信仰があるそうです。女性の願い事を叶えてくれる神様とも聞いたことがあります。

大三島後編へ ▼

旅したところ

しまなみ海道

とびしま海道

ゆめしま海道

今治・玉川・朝倉

松江プチトリップ

©Imabari District Sightseeing Association all rights reserved.