今治城

築城の名手がつくった日本屈指の海城

今治城は、江戸時代初期に築城の名手藤堂高虎が築きました。

瀬戸内海に面した海岸にあり、かつては三重の堀に囲まれた広大な平城でした。四角形のシンプルな形をしており、戦い重視の険しい城から脱却した先進的な構造になっていました。城内には海につながる船入(港)が設けられましたが、その船入は現在の今治港に継承され、海事都市今治のルーツの一つになっています。

現在でも城の中心部の石垣と広大な内堀がほぼ完全な形で残っています。堀は海水が出入りする珍しい構造になっていて、海の魚の泳ぐ姿を見ることができます。昭和55(1980)年以降に天守や櫓、鉄御門などの再建が進み、雄大な城郭の姿がよみがえりました。天守や櫓の内部は博物館や美術館になっており、今治城や地域の歴史・自然・美術に触れることができます。天守最上階は360度パノラマの展望台で、瀬戸内海・しまなみ海道の絶景が広がります。また展望台では、現在の眺望に江戸時代の今治城を重ねて見ることが出来るアプリ「今治城AR」をお楽しみいただけます。

夜には約100個の照明によるライトアップが行われ、城が立体的に浮かび上がるような幻想的な光景を見ることができます(日没30分後~午後10時)。

住所〒794-0036 愛媛県今治市通町3-1-3
電話番号0898-31-9233(今治城管理事務所)
Webサイトhttps://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/
営業時間9:00〜17:00
休業日12月29日~12月31日(その他展示替など、運営上必要な時)
駐車場あり
入場料【個人】一般:520円(税込)、学生:260円(税込)
【団体】一般:420円(税込)、学生:210円(税込)
※ 団体割引は20人以上。
※ 65歳以上の方は団体料金を適用。
※ 料金は天守閣、御金櫓、山里櫓、鉄御門・武具櫓の共通料金です。
※ 高校生以下または18歳未満は観覧料が無料。
※ 「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」所持者及び
 その介助者(障害者1人につき1人に限る)は観覧料が無料。入館の際ご提示ください。

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